肩が痛いから肩の治療を受けている。
膝が痛いから膝の治療を受けている。
痛いところを治療するというのは当たり前のように感じます。
もちろん、症状が良くなっているのであればその治療を続けて良いと思います。
でも、治療を続けているのに症状が良くならない……。
そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
整形外科専門医であり国際マッケンジー協会認定セラピストでもある私が、整形外科医の視点を持ちつつ自らマッケンジー法による評価・治療を行ってきた患者さんの中から様々なお話を、一話読み切りのお話としてご紹介しています。
症状のある部位には関係のないように見えるエクササイズで症状が改善してしまうことも稀ではない事がお伝えできれば幸いです。
マッケンジー法は単なる腰痛体操ではありません。首肩背中まわりから腰はもちろんのこと、肘、手、股関節や膝、足の痛みなどの症状をお持ちで、痛み止めなどの投薬やリハビリによる治療を受けてきたけれど思うように治らないと感じている方や、手術を勧められたのだけれど、本当に手術を受けたほうが良いのかどうなのか分からずに迷っておられる方なども、お薬や手術以外にも出来る事があるかもしれません。過去の症例ファイルは部位や症状で検索出来ますので、ご興味のある記事を検索してご一読ください。
※国際マッケンジー協会認定セラピストの方のために一部カッコつきで専門的な表記も加えていますが、一般の方もそれらの表記を読み飛ばしても関係なくお読みいただけるように配慮しております。
※なお、マッケンジー法については国際マッケンジー協会日本支部のページを御覧ください。
また、ブログで紹介したお話の中から、抜粋して本にまとめた「マッケンジー法・症例ノート」。ご意見の多かった、「動き方がピンとこない」とか「専門用語がわかりにくい」などといったことに配慮し、動き方をわかりやすくイラストにして配置し、専門用語についても、可能な限りそのページ内の欄外に配置してページをあちこち探さなくても読み進められるようした全31話。その中から、サンプルとしてPDFファイルを無料ダウンロードのページからダウンロードしてご覧いただけます。