オンライン相談

マッケンジー法ってご存知ですか?

皆様、「マッケンジー法」という言葉を聞かれたことはあるでしょうか。

ちょっと耳にしたことがある方や腰痛があってネットで調べたことがある方など、「あっ、知ってます!あの腰を反らす体操ですね!」と答える方もいらっしゃいます。

腰をそらす体操がマッケンジー法ではありません

しかし、それは正しくありません。マッケンジー法はニュージーランドの理学療法士、ロビン・マッケンジーによって、1950年代に考案されて以来、腰痛や首の痛み、手足の痛み等に対する評価・治療法として世界中で広く活用されている健康回復を目指すシステムです。マッケンジー法については国際マッケンジー協会日本支部のページにその概要が紹介されていますので、そちらをご参照ください。

プロフィールでもご紹介しておりますように、私は整形外科医として20年以上にわたり様々な手術を自ら執刀してきました。

その整形外科医が手術ではなくてマッケンジー法?

ちょっと不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。

私がマッケンジー法を実践するために佐賀県医療センター好生館を出る決意をしたときの心境と、以後、マッケンジー法による日々の診療の中から得られた気づきなどをエッセイにしたものを、出身大学である九州大学医学部同窓会同窓会誌に寄稿したものがいくつかございます。
無料ダウンロードのページでダウンロードできますので、ご一読いただけましたら幸いです。

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リモート環境でのオンラインを中心とした健康相談・エクササイズ指導を全国へ

国際マッケンジー協会認定資格取得後、多くの患者さんを自ら評価した結果、マッケンジー法による評価・治療のプロセスに従うと、私自身が実際に手を当てる必要がある方は非常に少ないことがわかってきました。つまり、詳しくお話を伺い、姿勢の整え方やエクササイズのやり方をお見せしながら指導することで様々な症状が改善する方が非常に多いので、同じことをパソコンやタブレットなどのオンライン環境を使いリモートで出来ないかという考えに至ったのです。

本当にリモート環境を使いオンライン相談での結果が出せるのか……。

実際にオンラインでのエクササイズの指導を受けてみたいという上肢や腰の痛みがあるボランティアの方にご協力をいただき、リモートでマッケンジー法による評価をしてみたところ、予想通り、通常の対面での評価・治療と比べても遜色のない結果を出すことが出来ました。

これまでに私のマッケンジー法による診療を受けたいという方が、県外も含め中には一時間以上もかけてわざわざ糸島まで来られた方もありました。このような遠方の方々もリモート環境さえあれば、ご自宅で健康相談やエクササイズ指導を受けられるだけでなく、そもそも全国の国際マッケンジー協会認定セラピストが在籍する施設へ行くことが出来なかった皆様へ地域格差無くマッケンジー法による評価をお届け出来る可能性が出てきたのです。

もちろん、全ての方がインターネット環境・リモート接続環境をお持ちではないので、地元糸島と長崎県の松浦においては引き続き保険医療機関での診療も出来る範囲で続けさせていただくことにいたしました。

MDTTecsでは全国の皆様が本物の病気になる前に、日常生活の気をつけるべきことを意識し、適切なエクササイズの習慣化をすることで健康の自己管理ができるよう皆様のお手伝いができればと考えています。

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各種コースのお申込みからリモート環境でのオンライン相談までの流れ

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