MDTTecsについて

病院にかかる前にまず自分でできることから、健康の自己管理を目指します

マッケンジー法の認定資格を取得してマッケンジー法を自ら実践して症例を重ねるごとに、それが一般に思い込まれているような単に腰を伸ばすエクササイズなどの指導法ではなく、ときに、これまで私が整形外科医として行っていた投薬や手術などの治療法では治療できなかった症状ですら改善しうる、パワフルな評価システムであることを確信するようになりました。

では今の私にしかできないこと、つまり、多くの整形外科領域の手術がどのようなものかを知りつつもマッケンジー法を自ら実践する整形外科医として皆様のお役に立てることは何なのだろうと考えたのです。

これまでの症例ファイルをご覧頂いた皆様はすでにご存知かもしれませんが、中には長年来の疼痛で鎮痛剤を多用してきた患者さんが、鎮痛剤のいらない状態にまで改善した方や、手術の日が決まっていたけども、エクササイズのみで症状が改善し手術を受けなくてすんだ方などもあり、マッケンジー法を知る前には到底考えも及ばなかったような経過で症状が改善する患者さんを多数経験してきました。

マッケンジー法は、医療というより教育

手術どころか注射や投薬も行わず、姿勢やエクササイズ指導を行いつつ症状の改善を目指すマッケンジー法は、医療というよりそれぞれの個人に合うエクササイズの個別の教育、指導という見方もできます。

病名がついてからその治療を行うという通常の医療の枠組みにとらわれてしまうと本当に病気になるまで治療が受けられません。

しかし、医療を受ける前にできること、つまり姿勢やエクササイズ程度では改善しない病態になる前に行う健康増進のためのコンサルティングであれば、仕事が忙しく外出ができない、あるいは外出はできるだけしたくないという方々への勤務先ないしご自宅への訪問指導やPCやスマホを用いたリモート環境でのオンライン相談やエクササイズ指導なども可能になります。

マッケンジー法を広く知っていただき、活用していただくために

このような理由から、コンサルティングの個人事業を始めることにしました。
これがMDTTecs(エムディーティーテックス)です。

マッケンジー法はMDT(Mechanical Diagnosis and Therapy)とも呼ばれ、その技術をこれからも磨き続けるというニュアンスでつけた屋号です。

もちろん、マッケンジー法によるエクササイズの指導だけでよくなる方ばかりではありません。中にはお薬が必要な方も、手術が必要と考えられる方もあるかと思います。そのような場合でも、整形外科医である私には多くの医師の広いネットワークがありますので、必要に応じて他の診療科も含め、どの病院のどの診療科にかかったほうが良いかなどのアドバイスもさせていただきます。

病気になる前に、病院にかかる前にまず自分でできることから

MDTTecsでは私の整形外科専門医日本整形外科学会認定スポーツ医および国際マッケンジー協会認定セラピストとしての経験を生かして、皆様が日常生活の中で気をつけるべきことや、どのようなエクササイズが適切なのかを見つけて、健康の自己管理ができることを目指し、皆様の日常生活をより快適にするためのお役に立ちたいと考えています。