これまでマッケンジー法・症例ファイルで度々ご紹介してきた「腱鞘炎モドキ」という造語を、私なりに解説したページを作成いたしました。
ちなみに症例ファイルをこれまでご覧いただいている方や、実際に腱鞘炎モドキを自身で経験された方には当たり前の状態なのですが、一般の整形外科の世界では全く知られていません。
マッケンジー法(MDT:Mechanical Diagnosis and Therapyとも呼ばれます)の世界では誰もが知っている当たり前の病態で、MDT的には頚椎Derangementまたは胸椎Derangementとよばれる分類の中に含まれる病態を整形外科的視点から「腱鞘炎モドキ」と名付けてみました。